「ゴルフ場」用地が高値で売れまくる意外な理由 市場縮小は問題なし、100億円超の取引も続々

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昭和飛行機工業が保有していた昭和の森ゴルフコースは物流用地となる見込みだ(記者撮影)

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ゴルフ場やゴルフ練習場として利用されている土地を、需要の旺盛な物流施設に転用する事例が全国で続出している。

「(首都圏郊外を囲む)国道16号線の内側は、物流業界にとっては一等地。そこであの規模の案件が出てくるとは」。物流施設デベロッパーの幹部は舌を巻く。

幹部が「あの案件」と言っているのは、東京都昭島市の「昭和の森ゴルフコース」だ。総面積約56万平方メートルと都内有数の広さを誇るゴルフ場で、2020年3月にアメリカの投資ファンド・ベインキャピタルがTOB(株式公開買い付け)を行った昭和飛行機工業の不動産子会社が保有していた。

昭和の森ゴルフコースは2021年2月に、ひっそりと売却された。不動産登記簿によれば、信託受益権を取得したのは「昭島特定目的会社」。売却額は明らかではないが少なくとも数百億円もの値がついたようで、1000億円を超えるとの見方もある。特定目的会社は決済3日前の2月19日に600億円の増資を行っている。

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