トヨタ直営店で不正車検、「全店総点検」の切迫度 販売店が抱えるジレンマ、軌道修正への難題

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トヨタ自動車の直営販売店で発覚した不正車検。国内市場のシェアが50%を超す独り勝ちの中、ほころびを露呈している。

不正車検が発覚したトヨタ直営の販売店・レクサス高輪。現在、車検業務は中止している(撮影:風間仁一郎)

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「真面目にやっている店からすれば、はた迷惑な話だ」

トヨタモビリティ東京(TMT)の販売店・レクサス高輪(東京都港区)で発覚した565台の不正車検。東海地方のトヨタ販売店の店長は憤りを隠せない。トヨタ自動車系では3月にネッツトヨタ愛知の販売店で5000台を超える不正車検が発覚したばかりだ。

TMTは全国に258社あるトヨタ系販社で唯一の直営。しかも「おもてなし」をブランドの軸に据えるレクサス店で不正は起きた。直営販社が引き起こしたブランドの毀損行為に系列販社には衝撃が広がる。

今回の不正は6月に国土交通省関東運輸局が行った監査で発覚した。2019年6月から2021年6月末までに同店が実施した車検の約3分の1に当たり、4人の検査員が関わった。

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