「3年前だったら買えなかった。今がベストだ」 昭和電工社長が日立化成買収のすべてを語った

――日本の化学業界で過去最大の買収(総額9640億円)となります。日立化成の買収は以前から考えていたのでしょうか。
もっと小規模な買収案件についてはいろいろと調査していた。だが、このような相手(日立化成)が市場に出てくることは想定していなかった。いくつか候補を検討していくなかで日立化成の話が出てきた。
これほどの規模の買収は日立化成でなければおそらく手を出していなかった。また、もし海外の会社であれば買収していない。海外の会社は子会社化してもそれまでの事業構造で独立に経営を続ける形になってしまう。国内の会社であればこそ一体化しやすい。この買収は最初こそ子会社化だが実際は合併だ。
チャンスはすべての条件がそろったときしか訪れない。しかもそれに対して準備をしていないとつかめない。一つ一つの事業をどうやったら強くできるかと買収を模索してきたし、われわれがどういう方向で成長していくかも社内で共有してきた。
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