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人材採用にAIを使え 採用のミスマッチを防ぐ

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ようやく採用した人材が「こんなはずでは」と辞めていく。採用のミスマッチを防ぐために、AIによる採用支援が注目されている。

(本誌:福田恵介)
写真:就職関連イベントでも人材のミスマッチは生じうる(写真はイメージ)

第1志望の企業として強い希望を持って入社したのに、自分の思っていた仕事と異なるからと退職してしまう若者が少なくない。その一方で企業の側も、「この人こそ」と採用した若者が思うような働きをしてくれず頭を悩ませている。

そんな採用のミスマッチを解消しようと、AI(人工知能)を活用して志望者の性格や潜在力を分析し、採用に生かす企業が増えている。既存のエントリーシートやSPI(適性検査)、採用面接では評価しにくかった学生=志望者の人間力や可能性を発見できるシステムとして、導入を検討する企業も増加中だ。

これらAIを活用した新たな人事分析で何がわかるのか。「学生など志望者の潜在的な傾向を“見える化”できることが最大の特長であり利点だ」と言うのはInstitution for a Global Society(IGS)の福原正大社長だ。IGSは、人間が生まれつき持っている性格潜在力をAIで診断するアプリ「GROW」を開発・展開している。

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