“泊まれる銀座"への変貌 新ブランドホテルが続々
2020年に向け銀座がホテル開発の最前線に。高単価戦略に舵を切る。
買い物客や訪日観光客でにぎわう銀座。中央通りから一歩内側に入ると、「建設用途 ホテル」との掲示のある工事現場があちこちに目立つ。
内外の高級ブランド店が軒を連ね、日本を代表する商業地の銀座に今、ホテル進出が相次いでいる。
大手不動産デベロッパーの森トラストは7月12日、銀座2丁目に開業するホテルを発表した。高級ライフスタイルホテル「エディション」を2020年春〜夏に、銀座と虎ノ門で同時に開業する。運営は米マリオット・インターナショナルに委託する。
「銀座の名声を上げる」
ライフスタイルホテルとは、日本でデザイナーズホテルやブティックホテルと呼ばれる分野。従来のホテルが設備の豪華さに照準を合わせているのに対し、デザイナーの感覚を生かすなど、より流行を重視したものとなっている。
大手チェーンでは米スターウッドホテル&リゾートの「W」、国内に展開しているブランドでは米ハイアット ホテルズ コーポレーションの「アンダーズ東京」がある。
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