有料会員限定

ケータイ大淘汰 日の丸端末のジレンマ 進むも地獄、退くも地獄

印刷
A
A

「昨年の社内資料にはスマートフォンのスの字もなかったのに」「ちょっと前までアンドロイドなどワンオブゼムだと思っていた」

国内携帯電話メーカーの幹部は口々に、今年になって勃発したスマートフォンの大ブームに驚嘆の声を上げる。自国での変化にもかかわらず、この潮流を事前に見抜いた企業はなかった。

市場ではいつの間にか“ガラパゴス”という比喩すら過去形になりつつある。先月の携帯電話販売ランキング上位を席巻したのは、米アップルの「アイフォーン」、韓国サムスン電子の「ギャラクシーS」といった海外発のスマートフォンだった。

[図表1]
拡大する

特集「ケータイ大淘汰」の他の記事を読む

2005年にシャープがいち早くウィンドウズ・モバイル搭載のスマートフォンをウィルコムに提供するなど、スマートフォンへの取り組みは細々と続いていた。しかし、日本メーカーはグーグルのアンドロイドへの取り組みが遅れた。通信事業者が独自に推奨した携帯電話用のプラットフォームである「LiMo」などへの対応に時間を取られていたことも、その一因だといわれる。

関連記事
トピックボードAD
連載一覧
連載一覧はこちら
トレンドライブラリーAD
人気の動画
トヨタ国内販売幹部が交代、増える受注残に危機感
トヨタ国内販売幹部が交代、増える受注残に危機感
スズキ「納車6ヶ月待ち」国内販売の深刻な事態
スズキ「納車6ヶ月待ち」国内販売の深刻な事態
ウマ娘ヒットの裏で「スマホゲーム」が深める苦境
ウマ娘ヒットの裏で「スマホゲーム」が深める苦境
ニトリ、家具の王者が「家電攻略」に動き出す必然
ニトリ、家具の王者が「家電攻略」に動き出す必然
会員記事アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
トレンドウォッチAD
東洋経済education×ICT
有料会員登録のご案内