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日本上陸で高まる興奮 ポケモンGOに大騒ぎ!
突然の熱狂に“ポケモノミクス”と呼ばれるほど株式市場も沸いた。

米国では一斉にプレーに興じる人々の姿が見られた。左は日本向けのポケストップの画面(AFP=時事)
世界中でスマートフォン(スマホ)用ゲーム『ポケモンGO』が大旋風を起こしている。
米国など3カ国で7月6日、ポケモンGOのアプリが配信されて以降、爆発的にヒット中だ。調査会社センサータワーによれば、配信後4日間で750万ダウンロードを突破。目下配信されているのは30カ国以上で、別の調査会社アップアニーによると、すべての国でダウンロード数がトップを維持している。
7月21日現在、日本ではサービスが開始されていない。これも、あまりの過熱ぶりを受けたサーバーの準備のためとも、マーケティング上から子どもの夏休みに合わせたため、ともいわれる。
[図表1]

海外で先行した動きに株式市場は敏感だ。『ポケットモンスター』(ポケモン)のキャラクターを抱える、任天堂の株価はグングンと上がり、春先の1万4000円台から一時3万2000円台と、6年3カ月ぶりの高値をつけた(図表1)。関連銘柄も高騰し(図表2)、市場は“ポケモノミクス”とはやし立てる。その後に反落したものの、しばらく目が離せない。
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