
数学や英語など、基礎から積み重ねていかないと身に付かない学問がある。わからない部分をなおざりにすると結局、全体を理解できなくなる(撮影:風間仁一郎)
最近、分厚い数学の受験参考書を12冊買って、毎日2~3時間研究している。受験数学の老舗出版社である数研出版から刊行されている『白チャート』(『新課程 チャート式 基礎と演習 数学』Ⅰ+A、Ⅱ+B、Ⅲ)、『黄チャート』(『新課程 チャート式 解法と演習 数学』Ⅰ+A、Ⅱ+B、Ⅲ)、『青チャート』(『新課程 チャート式 基礎からの数学』Ⅰ+A、Ⅱ+B、Ⅲ)、『赤チャート』(『新課程 チャート式 数学』Ⅰ+A、Ⅱ+B、Ⅲ)だ。
チャート(海図)方式をうたっているだけあって、例題の解説に力を入れた、丁寧な作りになっている。白→黄→青→赤の順番で難しくなっている。白は、中堅大学の問題から大学入試センター試験、黄はセンター試験から難関大学の易しい問題、青は難関大学の標準的問題から超難関大学の難問、赤は超難関大学の問題に標的を絞っている。現時点での自分の数学の実力を正確につかみ、適切なチャート式参考書を選んで、毎日90分、集中して勉強すれば、数学の基礎力が確実に身に付く。
トピックボードAD
有料会員限定記事
無料会員登録はこちら
ログインはこちら