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吉永泰之 富士重工業社長 これだけ売れても浮かれていられない

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よしなが・やすゆき●1954年生まれ。77年富士重工業入社。2007年から執行役員スバル国内営業本部長として低迷する国内販売を立て直す。09年取締役兼専務執行役員を経て、11年6月から現職。座右の銘は「莫妄想(まくもうぞう)」(撮影:梅谷秀司)

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絶好調の富士重工業。主力の北米でスバル車が大ヒット。米国での販売台数は2000年代中盤の19万台から53万台に躍進。円安も手伝って業界トップの利益率をたたき出す。打ち出した戦略が軒並み当たり、為替、米国市場など事業環境のすべてが追い風の現状は“出来すぎ”であることは間違いない。大成功はいつまで続くのか。吉永泰之社長を直撃した。

──アベノミクス以降、日本の自動車メーカーはどこも業績好調です。中でも富士重は突出しており、利益率は世界屈指です。

今の当社の利益率の高さは特殊だと思っています。自動車メーカーでこんなに高い利益率はない。これには工場の操業度が高いなど複数の要素が重なり合っている。もし一点挙げるとすれば、ダイナミックに集中して徹底的に差別化を進めたからです。

当社はフルラインナップメーカーではない。商品を全部そろえることも、全世界の市場に出ることもできない。今は商品から市場まで、打った手が全部当たっている。それが維持できるように、日々、死ぬほど考え抜いている。

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