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SEALDs女子の告白 燃え尽きた15年夏

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国会前でデモ活動を行うシールズのメンバーたち(時事)

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本当に普通の女子大生のように見える。もしかしたら、「今どき」という尺度なら、少し落ち着いているように見えるのかもしれない。是恒香琳(これつねかりん)さん。24歳。日本女子大学大学院修士課程の2年生である。大学院では日本女子大学の創立者である成瀬仁蔵について研究している。彼女はなぜデモに参加したのか、なぜSEALDs(シールズ)に加わったのか。本人が詳しく話してくれた。

昔から社会問題に関心があった。小学生のときに日本弁護士連合会の集会に行って、パンフレットをもらった記憶がある。高校生のときだったか、東京都内で「素人の乱」というデモを見に行った思い出もある。家電製品のこととか、何か生活に直結するような小さいテーマについて抗議デモをやっていた。音楽を流しながら、街を練り歩く。「こういうデモなら、ちょっと楽しそう」と興味が増した。

「デモをやっている人たちって、いったいどんな人?」。周りに参加している人などいない。「それなら自分で」。2013年、まずは個人でデモに参加してみた。

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