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「2大政党」「多様性」担う覚悟を 岡田体制で民主党は再生できるか

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民主党代表選挙を終えた壇上、右から長妻昭氏、岡田克也新代表、細野豪志氏、海江田万里前代表(1月18日)(時事)

民主党は1月18日の党大会で、新代表に岡田克也代表代行を選出、新たなスタートを切ることになった。先の総選挙で民主党は、安倍晋三首相率いる自民党の圧勝を許し、「一強多弱」といわれる政治情勢の中での厳しい船出である。岡田新代表には、党再建とともに、政治の舞台で自民党に対抗できる2大政党の一翼を担い、社会の中では「多様性」という、自民党とは異なる文化を代表する勢力を育て上げるといった重い役割が求められている。

代表選挙では岡田氏のほか、長妻昭元厚生労働相、細野豪志元幹事長が立候補。全国各地で立会演説会などを繰り広げた。衆参両院の国会議員、地方議員、党員・サポーターらによる第1回投票の結果、長妻氏が168ポイント(党員・サポーター67ポイント、地方議員27ポイント、国会議員37人=74ポイント)、細野氏298ポイント(党員・サポーター139ポイント、地方議員63ポイント、国会議員48人=96ポイント)、岡田氏294ポイント(党員・サポーター148ポイント、地方議員51ポイント、国会議員47人と参議院選挙公認候補予定者1人=95ポイント)だった。

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