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義務感、強制感ゼロ「PTAをなくした」学校の実際 自由意志のボランティアで子ども支えられるか

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「『やってみたら楽しかった』と思ってもらえるような運営に加え、『やってみたい』『やってみてもいいかも』と思ってもらえるようなメッセージを保護者に向け小まめに発信していくことが大切だと思います。PTOでは毎年、入学式の前の新入生保護者会の席で、その年度のボラセンメンバーの有志が作ったPTOの紹介ムービーを保護者に見てもらっています。5分程度のムービーですが、前年度の活動がわかる画像をスライドショー仕立てにし、PTOがどんな理念でどのように活動しているかがわかるテキストも作成して映像にしています。それを見て共感し、参加してくれる保護者が増えて裾野が広がり、活動を継承するサイクルが築けているのが大きいですね」(星氏)

21年度版の嶺町小PTO紹介ムービーを見せてもらった。以下、テキストの一部を紹介する。

【嶺町小PTO】
なぜPTAでなくPTOなのか
在学中に必ずPTA委員を務めるのがルールでした
でも…PTA活動が難しい人もたくさんいます
決まらないPTA委員
終われない春の保護者会
義務化したPTA活動は本当に必要なのか?
そんなPTAを大改革してできたのがPTOなのです
保護者と先生による楽しむ学校応援団
小学校生活をもっともっと楽しむための応援団
だからPTOは
全部の活動がボランティア制
学校行事・イベントごとにサポーターを募集します
できる人が、できるときに、できることをやる
だからPTOは、新しい活動にもどんどん取り組めます
コロナ禍でもアイデアを出し合って
さまざまな取り組みをしました
(中略)
21年度も「学校を応援しよう」をテーマに活動します
サポーターになると子どもたちを応援できます
気軽に参加するから楽しい人の輪が広がります
大人も子どもも先生も地域の人もみんなで楽しむ
できる人が、できるときに、できることをやる
詳しくは minesho-pto.com
(出所:嶺町小PTO2021年度紹介ムービー)

「PTOは、友達や知り合いづくりの場。できるときに、できる人が気軽に楽しく参加することが、小学校生活の支えになると思います」と、昼馬氏。

PTAは本来、子どもたちを真ん中に、子どもたちの笑顔のために活動するシンプルな団体であり、「仕方なくやる」「イヤイヤやる」ものではないはずだ。学校と保護者をつなぐコミュニティーとしてあるべき姿のヒントが、ここにある。

PTO内の「おやじの会」的なサークル「パパさんず」が中心となって企画、21年10月31日に開催された「嶺町小多摩川ハロウィン仮装ウォーキング」。児童・保護者合わせて450人が参加した
(写真:嶺町小PTO提供)

(注記のない写真:mits / PIXTA)

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