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無報酬で家業の"老舗和菓子屋"に入った3代目女性、「伝統を壊すな」と職人からの猛反発を受けても、経営改革に乗り出した"覚悟"

1964年創業村井製菓3代目 村井沙邦莉(さほり)さん(筆者撮影)
村井製菓外観。素朴な佇まいと派手なのぼりが対象的だ(筆者撮影)
どらぺちーの(500円〜)は、どら焼きとフローズンドリンクを同時に味わえる新感覚スイーツ。すべて手作りで甘さ控えめ。冷んやりして程よい腹持ちで姫路城散策のおともにぴったり(筆者撮影)
2016年から販売スタートした「生どら」。あんこだけでなく生クリームやクリームチーズ、季節のフルーツソースなど、多彩なフレーバーが楽しめる。スマイルの焼印がキュート(筆者撮影)
乙女心をくすぐる宝石のようなカラフルな琥珀糖は、2022年から販売をはじめた(筆者撮影)
1964年創業当時の村井製菓。祖父・清さんが10代のときに仲間と一緒に立ち上げた会社だ(村井製菓提供)
地元神社で「厄除け饅頭」を製造販売中の祖父・清さん(右)と、父・克行(左)さん(村井製菓提供)
みたらし団子の製造風景。団子にスピーディーにあんをからめていく。年季の入った板がズラリと積み上げられている様は圧巻だ(筆者撮影)
インタビューに応じる沙邦莉さん(筆者撮影)
主にスーパーに卸している定番の和菓子10種類ほどは、1週間単位で製造スケジュールが組まれている。7割ほどが手作業(筆者撮影)
取材当日、琥珀糖の新パッケージについてスタッフ全員でアイデアを出し合ってテンポ良く決めていた。アットホームな雰囲気だ(筆者撮影)
村井製菓を創業から支える和菓子職人・篠崎則和さんは、取材日時点で84歳。職人歴60年以上のキャリアだ。沙邦莉さんが入社当初は厳しく見守っていたベテランの職人のひとりだった(筆者撮影)
練り切りに切り込みの細工をする沙邦莉さん。入社当初、製造が終わった後はひたすら練習を重ねた。手のひらであんを転がす感覚は、ゴルフボールで養った(筆者撮影)
村井製菓から望む姫路城(筆者撮影)
村井製菓の内観。壁には和菓子用の包丁が飾られている。利用客が座ってひと休みできるスペースを設けるため、10月11日の時点で改装中だった(筆者撮影)
取材中にも、姫路城散策と思しき観光客が2組ほどどらぺちーのと生どらを購入していった(筆者撮影)
生どらは全部で20種類弱ほどのラインナップが揃う。季節限定フレーバーも人気だ(筆者撮影)
職人歴60年超の篠崎則和さんによる、火曜、木曜限定の焼き立てどら焼き
リズミカルにあんこを挟んでいく。無駄な動きが一切ない、これぞ職人の手技(筆者撮影)
真っ白にそびえる国宝・世界遺産姫路城。その壮観な姿を望むメイン通りからはずれて西に15分ほどのんびり…