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「こんな所に人が来るの?」と言われたが…。過疎の山奥にある「道の駅」で"バカ売れ"する草だんご。《小さな自治》精神が集客の秘訣だった!

茅葺屋根の外観があたりの風景と調和している「道の駅酒谷」。この酒谷地区の人口は819人ほど。長閑な場所に、遠くからでもわざわざ客は訪れるという。何が客を惹きつけるのか?(筆者撮影)
これが名物の草だんご。草だんごは1個入り~5個入りまでいろんなサイズで展開(筆者撮影)
草だんご2個入り300円(筆者撮影)
道の駅・駅長の野邊和美さんは道の駅の立ち上げから4年目に入社(筆者撮影)
ふんわりと香るヨモギに柔らかい生地の食感、そして粒あんは滑らかで小豆の風味が生きている。シンプルな草だんごだからこそ、素材の味と手作りの丁寧さが際立つ(筆者撮影)
加工場でヨモギペーストを仕込む様子(筆者撮影)
ヨモギの仕込みは、湯がいて、ミキサーにかけて絞ってペースト状に。それを一回分ずつに小分けして急速冷凍してストックする(筆者撮影)
ヨモギは生産者が摘み取って持ち込み。自分の畑や庭に植えている生産者もいる。ヨモギは最低でも3回はしっかり洗ってから仕込みをする(筆者撮影)
緑がなんとも鮮やかだ(筆者撮影)
ヨモギペーストは、一回分ずつに分けて急速冷凍。スタッフの手さばきが熟練の技を感じさせる(筆者撮影)
草だんご補充の様子。スタッフがかごに入れた草だんごを持ってくると、あたりにいた客がすぐに集まる(筆者撮影)
野菜や果物、山菜類は入り口付近に並ぶ(筆者撮影)
取材時は4月のため、山菜類が豊富だった。こちらはタラの芽。天ぷらにして食べるのが好きだ(筆者撮影)
ふき、たらの芽などの春の味覚(筆者撮影)
朝採れたけのこに古参竹も並ぶ(筆者撮影)
エシャレット160円。若採りのラッキョウのである。生で食べることができ、シャキシャキした食感が楽しい食材(筆者撮影)
葉わさび一束450円。生産者がかごを背負って山に登り収穫しているという。3月から5月上旬にかけて並ぶ葉わさびは、毎年待ち望む人の多い人気商品だ。「旬の味を多くのお客様に楽しんでほしい」との思いで高齢の生産者が山奥にあるわさび田までかごを背負って収穫に行くのだという(筆者撮影)
売り場には葉わさびのレシピを書いた紙が置いてあり、普段なじみのない人にも扱いやすいように工夫されている(筆者撮影)
この葉わさびを使ったおにぎりやちらし寿司、わさび寿司もここの人気商品。こちらはわさびおにぎり350円。わさびのすがすがしい風味とほんのりピリッとした辛味が味わい深い(筆者撮影)
あく抜き済の山菜類も大人気。持ち帰ってすぐ調理できるのがありがたい(筆者撮影)
色とりどりの季節の花も並ぶ(筆者撮影)
惣菜類も並ぶ(筆者撮影)
日南市飫肥(おび)の名物である厚焼たまご。飫肥の厚焼たまごは「殿様用のスイーツ」と呼ばれており、じっくり時間をかけて弱火で焼いたまるでプリンのような食感と味わいの卵焼きだ(筆者撮影)
日南市飫肥松本商店の天ぷら(※飫肥では魚のすり身揚げを天ぷらと呼ぶ)も並んでいる(筆者撮影)
加工品も並ぶ。大人気の手作りたくあん360円(筆者撮影)
手作りのいちごジャム(筆者撮影)
食品だけでなく、地元の工芸品も。水元刃物製作所の包丁がずらり(筆者撮影)
併設のレストラン「せせらぎの里」は11:00~14:00の営業(筆者撮影)
お茶、水はセルフでおかわり自由(筆者撮影)
スタッフが描いた季節感のある絵がとてもいい(筆者撮影)
棚田そば980円。取材時の4月末ごろのトッピングは、わらび、タケノコ、ごぼう、しいたけ、天ぷら(魚のすり身揚げ)、かき揚げ、かまぼこ、鶏肉、ネギだった(筆者撮影)
棚田そば980円。棚田うどんも同じ金額。旬の地元食材をたっぷり使ったトッピングが魅力(筆者撮影)
蕎麦は、麺が短くブツブツと切れる田舎蕎麦。風味が豊かだ。甘めの出汁が車の運転で疲れた体に染みわたる(筆者撮影)
レストランには、棚田の絵が飾られていた(筆者撮影)
茅葺屋根があたりの風景と調和する道の駅酒谷。訪れたのは4月末だったため、こいのぼりが飾られていた(筆者撮影)
遊具があり、休日は子どもたちの笑い声が響く(筆者撮影)
道の駅酒谷は、駐車場の花壇にも、バラやツツジなど四季折々の花が植えられている(筆者撮影)
道の駅の近くにある坂元棚田。霧の中の棚田は幻想的な雰囲気。夏にはひまわり、秋には彼岸花を植えて田園風景を彩る(筆者撮影)
山奥で行列ができる草だんご人里離れた山あいの道を車で走っていると、ふと現れる飲食店や休憩所には、引…