【AIで突破されまくり!】 間違いだらけのパスワード管理 「使いまわし」「覚えやすい」はNG "本丸を作って死守する"方法とは?
ただし、それを使うには指紋認証や顔認証など多要素認証を必須にしなければなりません。
メジャーな最新のブラウザであれば、IDとパスワードをブラウザが自動入力するときには指紋認証か顔認証、PINコード(数字の暗証番号)などもう一段階の認証を求める設定にすることができるはずです。
「事故前提社会」のパスワード管理とは?
――パスワードの管理が難しいのは、個人が利用するサービスが多くなったこともあると思います。何十ものサービスのパスワードを管理するにはどうすればよいでしょうか。
まず大前提として、気安くよくわからないサービスに登録してはいけません。運営元があやしいクラウドサービスや無料ゲームに登録すると、メールアドレスとパスワードを売られる可能性があります。
登録するとしても当然、パスワードを使い回してはいけないし、誕生日等のプライバシー情報を絡めるのもいけない。「事故前提社会」と経済産業省が言っているように、IDとパスワードは狙われていることを前提に、漏れても被害が広がりにくいようにすることが重要です。
そのうえで20個、30個とある利用中のサービスのパスワードをどこかのブラウザに覚えさせておけばいいのか、という話ですが、これは個人が何を信頼の拠り所にするのかという問題になります。



















無料会員登録はこちら
ログインはこちら