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〈半年前にIPO〉AI新興企業オルツに「売り上げ過大計上」の疑義、"上場ゴール"を避けられるのか

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「IPOにはいろいろな意味があるが、まずは僕らを最初に支えてくださったベンチャーキャピタルがエグジットできる機会をつくるということが1つ。オルツのような難解なことをやっているディープテック企業でも上場できるということを示すことも大切なことだった」

上場直後の取材でオルツの米倉千貴社長はこのように語っていた。米倉社長は、自身が創業したゲーム・メディア開発企業「未来少年」を売却してオルツを2014年に設立。未来少年の創業地である名古屋周辺のベンチャー界隈では名の知れたシリアルアントレプレナー(連続起業家)だ。

取材では次のような「目標」も口にしていた。

「黒字化を急いで『上場ゴール』になるようなことを防ぎたい」「1人当たり売上高で光通信を超えていきたい」

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