素材メーカー大手の東レは日本流メンバーシップ型雇用を採用し、終身雇用も堅持している。日覺昭廣社長に聞いた。
ジョブ型という言葉だけが独り歩きしてメンバーシップ型と比較されているが、本来は二律背反のものではないはずだ。ジョブ型雇用では専門性とスキルさえあればよく、中途採用で外から人材を連れてきてもいい。われわれのようにメンバーシップ型が中心の企業でも、職種や場合によってはそのようにしている。いわばジョブ型とのハイブリッドだ。
企業の成熟度によっても判断は違ってくる。企業がある程度成長してくると、新卒できちんと採用し、社内で人材を育成することが重要になってくる。会社でさまざまな経験を積んで、いろいろなことを理解し、専門的な知識を持った人が欲しくなる。
この記事は会員限定です。登録すると続きをお読み頂けます。
ログイン(会員の方はこちら)
無料会員登録
登録は簡単3ステップ
東洋経済のオリジナル記事1,000本以上が読み放題
おすすめ情報をメルマガでお届け
トピックボードAD
有料会員限定記事
無料会員登録はこちら
ログインはこちら