“バフェット銘柄" 5大商社の実力値 データで見る大手商社の強みと弱み
ウォーレン・バフェット氏が有力な投資対象として目をつけ、資金を投じた日本の5大商社。その商社は、祖業のトレーディングから事業投資で稼ぐようになった。成長ぶりが注目を集めたのは2000年代で、資源高の追い風を受けて業績を大きく伸ばしたときだった(下グラフ)。2015年度には資源ショックの影響で大きく業績を落としたが、再び利益を伸ばしていた。
資源で稼ぐ三菱、三井
ただし、各社のセグメント別利益を見ると「儲けの構図」はかなり異なる。
伊藤忠はバランスよく稼いでいる形だが、資源の稼ぎが際立つのが三菱商事と三井物産だ。三菱商事は原料炭を中心とする金属資源の利益が大きい。
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