有料会員限定

日米の流通大手を口説いたマイクロソフトの深謀遠慮 小売り支えるクラウドの巨人

印刷
A
A

AI店舗を陰で支えるのが、クラウド技術だ。王者アマゾンを猛追するマイクロソフトが、日米の小売業界で存在感を増している。

前記事で見てきたように、将来の環境変化を見据えAIを軸にした近未来型の店舗を志向する小売企業は少なくない。そういった小売り各社の動きを商機と捉えるIT企業がある。

米アマゾンが無人キャッシュレス店舗「アマゾンGO」を造ることができた背景には、傘下のクラウド子会社、アマゾン ウェブ サービス(AWS)の存在がある。AWSは画像認識などのAIや棚のセンサーなどを活用したIoT(モノのインターネット)の仕組み、顧客の購買動向などの膨大なデータを格納するストレージ機能などさまざまな「部品」を持っており、これらを組み合わせて店舗の構築を可能にしている。

「サービスがそろっているので、顧客の要望に合わせて組み合わせて、1週間で簡単なプロトタイプを作ることもできる」(AWSジャパンの岡嵜禎・技術本部長)

ただ小売業界はAWSを頼ることに及び腰。ネット通販で競合するアマゾンという敵に「塩を送りたくない」との感情が強いのだ。

関連記事
トピックボードAD
連載一覧
連載一覧はこちら
トレンドライブラリーAD
人気の動画
トヨタが新型クラウンから始める販売改革の衝撃
トヨタが新型クラウンから始める販売改革の衝撃
平気で「サラダ」を食べる人が知らない超残念な真実
平気で「サラダ」を食べる人が知らない超残念な真実
任天堂Switchが「6年目でもまだまだ売れる」根拠
任天堂Switchが「6年目でもまだまだ売れる」根拠
平気で「漬物」を食べる人が知らない超残念な真実
平気で「漬物」を食べる人が知らない超残念な真実
会員記事アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
トレンドウォッチAD
  • 新刊
  • ランキング
東洋経済education×ICT
有料会員登録のご案内