フリーマーケットアプリ「メルカリ」で大人気なのが「ユニクロ」の中古品だ。微妙な関係ともいえる2社トップが対談。お互いの事業について語り合った。
特集「ユニクロにとってメルカリは敵? 味方?」の他の記事を読む
柳井:うちの秘書の皆さんに聞いたら、半分以上がメルカリを使っている。短期間でここまで成長したのは、本当にすごいと思っています。
山田:サービス開始からは6年目になり、月間利用者数が1000万人を超えたところです。
──メルカリはユニクロ風のチラシを作っています(→次記事に掲載)。また、メルカリで最も人気のあるブランドはユニクロです。柳井さんは、この点をどう思っていますか?
柳井:それはありがたいですね。
山田:えっ! 本当ですか?(笑)
柳井:ありがたい面と、ありがたくない面があるかな。われわれの服は、自分で言うのも何だけど、質がいいと思っている。だから長く着られるし、洗濯してもへたらない、型崩れしない。そう認識されているからこそ中古でも活発に売買されるんですね?
山田:そのとおりだと思います。
柳井:本当に品質のいい普段着を世界中の人々に提供したい、というのが僕らのミッションなので、それがこういう形で証明されたのは非常にありがたかったなと。
この記事は有料会員限定です。
東洋経済オンライン有料会員にご登録頂くと、週刊東洋経済のバックナンバーやオリジナル記事などが読み放題でご利用頂けます。
- 週刊東洋経済のバックナンバー(PDF版)約1,000冊が読み放題
- 東洋経済のオリジナル記事1,000本以上が読み放題
- おすすめ情報をメルマガでお届け
- 限定セミナーにご招待