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自動車業界をこう攻める 電子部品の"三羽がらす"に聞く

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独特の階層構造がある自動車業界でどう差別化しポジションを確保するか。3社トップに聞いた。

「ティア1.5」として生き残る

京セラ社長 山口悟郎

やまぐち・ごろう●1978年京都セラミック(現京セラ)入社。半導体部品事業で営業部長や事業本部長を経て2013年から現職。(撮影:今井康一)

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京セラはコンデンサーやコネクターなどの部品事業以外にも太陽電池や事務機器などを多角的に手掛けている。売り上げ全体に占めるスマートフォン向け部品の割合は7%程度。したがってほかの電子部品メーカーが騒ぐほど、スマホ失速を深刻にはとらえていない。

これからも全方位で事業を伸ばしていくが、伸びしろが大きいのが自動車分野というのは間違いない。産業が巨大であることに加え、電気自動車や自動運転の普及で高性能な部品需要はますます増える。

ただし自動車イコール儲かるという単純な構図は、特殊な部品を扱うなどの事情がないかぎり成り立たない。ティア3から2、1と上がるにつれて開発費が高騰するため、コンデンサー1つといった部品単品で勝負しても収益性は高が知れている。

京セラはすでにティア1として、カメラモジュールや液晶ディスプレーを販売している。またティア1メーカーにLEDやコンデンサーを納めるティア2の顔も持っている。

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