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慰安婦問題 右も左も大間違い 日韓和解に向けた徹底対談

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漫画家 小林よしのり VS ジャーナリスト・編集者 松竹伸幸

国交正常化50年の節目を迎え、日韓両国は関係改善に向けて踏み出した。だが、長年の懸案である従軍慰安婦問題をめぐる議論は平行線のまま。この閉塞状況をどう打破すればいいのか、左右の論客に徹底的に討論してもらった。

ジャーナリスト・編集者 松竹伸幸
まつたけ・のぶゆき●1955年生まれ。一橋大卒。日本共産党で安保外交部長を務めるが、自衛隊に関する見解の相違から2006年退職。現在、かもがわ出版編集部長。著書多数。(撮影:今井康一)

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松竹 慰安婦問題をめぐって、日本と韓国の国民が感情的に反発し合い、外交関係にまで悪い影響を与えている。こうした不健全な状態はそろそろ終わりにしないといけません。しかも元慰安婦の方々はかなりの高齢です。私自身は日本共産党の元職員で、今も基本的に左派、リベラルだと自己認識しています。日本の左派だからこそ提案できることがあるのではないかと考えます。

漫画家 小林よしのり
こばやし・よしのり●1953年生まれ。92年開始の『ゴーマニズム宣言』で、漫画により社会問題に切り込む。保守の立場からの鋭い問題提起が持ち味。2月に『新戦争論 1』を刊行。(撮影:今井康一)

小林 1990年代、いわゆる従軍慰安婦は一般には国家による強制連行だと理解されていました。日本の官憲(軍や警察)やその指示を受けた民間業者が村々を回って若い女性を強制的に連行し、日本軍兵士の相手をさせたと。しかもそれが中学生の歴史教科書に載ってしまっている。これは少しおかしいじゃないかというのが、わしの出発点だった。

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