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「日本の近現代史」が歪められるのはなぜか

近現代の歴史を学校・学校外でどう教え、どう伝えるべきか(写真:ロイター/アフロ)
呉座勇一(ござ ゆういち)/国際日本文化研究センター助教。専門は日本中世史。主な著書に、40万部超のベストセラーとなった『応仁の乱』(中公新書、2016年)ほか、『一揆の原理』『陰謀の日本中世史』などがある(撮影:今井康一)
倉橋耕平(くらはし こうへい)/立命館大学ほか非常勤講師。専門は社会学。主な著書に『歴史修正主義とサブカルチャー -90年代保守言説のメディア文化』(青弓社)、共著に『ネット右翼とは何か』がある(撮影:共同通信社)
前川一郎(まえかわ いちろう)/立命館大学グローバル教養学部教授。専門はイギリス帝国史・植民地主義史。主な著書や論文に『イギリス帝国と南アフリカ――南アフリカ連邦の形成』(ミネルヴァ書房、2006年)、『「植民地責任」論――脱植民地化の比較史』(共著、青木書店、2009年)、「アフリカからの撤退――イギリス開発援助政策の顚末」(『国際政治』<第173号、2013年>)、”Neo-Colonialism Reconsidered: A Case Study of East Africa in the 1960s and 1970s”(The Journal of Imperial and Commonwealth History, 43 (2), 2015)ほか、訳書にジェイミー・バイロンほか著『イギリスの歴史【帝国の衝撃】――イギリス中学校歴史教科書』(明石書店、2012年)などがある(撮影:立命館大学)
辻田真佐憲(つじた まさのり)/作家、近現代研究者。慶應義塾大学文学部卒業。政治と文化芸術の関係を主なテーマに、著述、調査、評論多数。著書に『文部省の研究』(文春新書)、『日本の軍歌』(幻冬舎新書)、『古関裕而の昭和史』(文春新書)などがある(撮影:今祥雄)
慰安婦問題や徴用工問題など、日韓間で幾度も繰り返される歴史認識問題。さらには自国に都合よく歴史を捉…