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今週の重要トピックス
今週は、金融政策が注目された1週間でした。
31日(水)の日本銀行の金融政策決定会合で、短期国債の誘導目標金利(政策金利)を、0.25%程度に引き上げることが決定されました。今後、住宅ローンや企業融資の利率が上がることになりそうです。長期国債の買い入れ減額も併せて発表されています。
同日、米国ではFOMC(連邦公開市場委員会)が開催され、利下げには至らなかったものの、パウエルFRB(連邦準備制度理事会)議長は、会合後の記者会見で、「9月の会合で利下げを決定する可能性がある」と、9月の利下げを示唆しました。
こうした日米の金利差縮小の方向感を受け、マーケットも反応。8月1日(木)にドル/円相場は一時1ドル=148円台まで円高に動きました。
一方、日本の株式市場は利上げの影響や、米国の景気減速懸念などを受け急落、とくに2日(金)は2216円下落し、終値は3万5909円70銭となりました。この下落幅は、1990年10月に次ぐ、史上2番目の数字となります。
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