「コロナ後のカギは食 桜アピールでは駄目」 インタビュー/HANATOUR JAPAN 社長 李 炳燦

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HANATOUR JAPAN 社長 李 炳燦(イ・ピョンチャン)1964年生まれ。96年日本大学卒業後、旅行会社を経て独立。2005年、韓国の旅行大手と合弁でHANATOUR JAPAN設立。(撮影:今井康一)

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外国人観光客は何を求めて日本を旅行していたのか。コロナ後、日本がインバウンドを取り込むための課題は何か。韓国を中心にインバウンドを手がける旅行会社、HANATOUR JAPANの李炳燦(イピョンチャン)社長に聞いた。

──インバウンドはどのように回復していくとみていますか。

いつ海外観光客の受け入れが再開されるかわからないが、最初はビザが必要になると考えている。

行動制限の難しい個人旅行からではなく、旅行会社を経由して、添乗員が同行する団体旅行が先にできるようになるのではないか。それが半年ほど続くかもしれない。

冷え込みが指摘される日韓関係の影響については心配していない。日本車も売れており、ノージャパン(日本製品の不買運動)も落ち着いた。今後も双方の政権によって影響が出るときがあるかもしれないが、民間の交流は根強い。

──韓国の観光客は何を目的に日本を旅行していたのでしょうか。

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