「国内のワクチン開発・生産体制の強化のため、必要な取組の財源を安定的に確保する」ーー。6月18日に日本政府が決定した「骨太の方針」。そこには平時からのワクチン・感染症対策の強化が盛り込まれた。
これに先立って医薬品開発協議会が行った提言において、国内で新型コロナウイルス感染拡大が起こる中「ワクチン開発や⽣産体制の構築等への対応は、平時の体制の域を超えることなく、他の先進諸外国と比べて不⼗分な状況となっていた」と記された。ワクチンの政策対応は喫緊の課題となっている。
では、主要国の感染症対策や、ワクチン市場の構造はどうなっているのか。
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