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元改革派官僚がもの申す、間違いだらけの改革論議 特別対談|政治経済評論家 古賀茂明 X 政策工房 社長 原 英史

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ともに公務員制度改革に取り組んだ2人。時期によって濃淡はあるが、付き合いは続いていたという(撮影:尾形文繁)

特集「元改革派官僚がもの申す、間違いだらけの改革論議」の他の記事を読む

古賀茂明氏と原英史氏。ともに霞が関の改革派官僚として鳴らしたが途中で退官。古賀氏は舌鋒鋭く自民党政権を批判し、原氏は規制改革の専門家として政府の委員などを務めている。日本にはどんな改革が必要か。異色の元官僚が対談した。

──政治的な立場がかなり違うはずの2人は、実は近い間柄だそうですね。

古賀 入省年次は1980年と89年で9つ違うが、2人とも経済産業省出身で改革派として仕事をしてきた。第1次安倍晋三政権で渡辺喜美さんが公務員制度改革担当相になって、有能で生きのいい若手を補佐官に欲しいというので、原さんを紹介した。私も渡辺さんに誘われたけど、がんの手術後で抗がん剤治療を受けていて、無理だと断った経緯がある。

政治経済評論家 古賀茂明(こが・しげあき)1955年生まれ。東大法卒。80年通商産業省(現経済産業省)に入省。内閣官房で国家公務員制度改革を担当した後、2011年に退官。経済改革、原発・自然エネルギー、外交安全保障などで発言を続けている。(撮影:尾形文繁)

 渡辺大臣の下で天下りを法律で初めて規制し、国家公務員制度改革基本法の道筋をつけた。安倍内閣の大きな功績だと思う。

政策工房 社長 原 英史(はら・えいじ)1966年生まれ。東大法卒。89年通産省に入省。第1次安倍政権、福田政権時代に渡辺喜美行革担当相の補佐官として公務員制度改革に従事。2009年政策工房を設立し社長。大阪府・市の特別顧問や政府の委員などを務めている。(撮影:尾形文繁)

古賀 安倍政権の次の福田康夫政権で渡辺さんが引き続き公務員制度改革をやることになって、私も審議官として参加した。このときは原さんと国家公務員法の改正案で一緒に作業した。

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