銀座の公園が「ソニー第3のブランド」になった必然 「通り抜ける人が多い公園」の潜在力
東京・銀座の数寄屋橋交差点に「銀座ソニーパーク」がオープンしたのは2018年8月9日のこと。かつてのソニービルをリニユーアルし、「ソニーがつくると、公園はこうなる」というコンセプトのもと、銀座のど真ん中にオープンさせたのが、このソニーパークだ。
ソニーによると、利用者の用途で一番多かったのが「休憩」。そして、2番目は「通り抜け」だという。通り抜けるだけの人が多いことは想定外だったのではないかとも思えるが、ソニーパークの運営を担当するソニー企業の永野大輔社長は「狙い通りの成果」と胸を張る。
銀座の一等地で、「休憩」や「通り抜け」のために場所を開放する狙いは、いったいどこにあるのだろうか。
ソニーパークは、2017年3月31日に営業を終了したソニービルの地上部分を撤去。地上1階部分と地下を残して、「公園」というコンセプトでリニューアルオープンしている。
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