
(Fast&Slow / PIXTA)
プログラミングを学ぶ際は、教室に通うことだけが選択肢ではない。実はプログラミングは自宅学習にも向いているのだ。
その理由は2つある。1つ目は、生まれたときからスマートフォンやインターネットが当たり前に身近にあった『デジタルネイティブ』の世代は、プログラミングに対する抵抗感が小さく、自宅での学習のハードルが低いこと。2つ目は、自分が学んだ結果がゲームなどの作品としてわかりやすい形で表れるため、子どもが夢中になりやすいことである。
加えて2020年度からの小学校での必修化に向け、子どもがパソコンやタブレットで扱えるプログラミング学習用のアプリやサービスも多数登場している。小学生の中にはプロのエンジニアが使うようなプログラミング言語を学習する子もいるが、これから学習を始める場合、まずは子ども向けアプリから試すことをお勧めする。
子ども向けの学習アプリは、ほとんどが「ビジュアルプログラミング」あるいは「ブロックプログラミング」と呼ばれるものだ。実際にコード(文字列)を入力するのではなく、ブロック型の命令(コマンド)を選び、つなげていくもので、タイピングがおぼつかない小学生でも気軽に挑戦することができる。
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