ユーザーへの責任を痛感 日本の当局とも話し合う
最大で8700万人分のデータが外部に流出した、SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)世界最大手のフェイスブック。4月10~11日には、同社のマーク・ザッカーバーグCEO(最高経営責任者)が米議会の公聴会に出席し、計10時間近くにわたって議員から500以上の質問を浴びせられた。
フェイスブックの月間利用者は全世界で21億人を超え、日本にも2800万人存在する。一連の問題を受け、フェイスブックはユーザーのデータをどのように保護していくのか。事件以降で初めて日本のメディアに登場する、情報管理部門の統括責任者であるロブ・シャーマン氏を直撃した。

──情報流出の発覚から約1カ月が経ちます。今回の問題の受け止め方と、フェイスブックとしての対応策を教えてください。
非常に大きな責任を感じている。フェイスブックのミッションは、人々にコミュニティを作る力を与え、世界のつながりをより密にしていくことだ。コミュニティにいるユーザーの情報を守ることが、われわれにとっていちばん重要だ。われわれはつねにコミュニティに対し責任を負っている、ということを再認識している。
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