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「中福祉中負担」にこだわる Interview|民進党代表 前原誠司

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厳しい船出となった前原民進党。どのように党を立て直すのか。

民進党 代表 前原誠司(まえはら・せいじ)●1962年生まれ。1993年以降、衆議院選挙で連続8期当選。2009年に発足した民主党政権下では国土交通相、外務相などを歴任。17年9月より現職。SLの写真撮影が趣味。(撮影:尾形文繁)

9月1日、民進党の新代表に前原誠司氏が就任した。しかし、幹事長での起用を想定した山尾志桜里議員に不倫疑惑が浮上、離党を表明する議員も相次ぐ。党をどう立て直し、自民党と対峙するのか。前原新代表に聞いた。

──執行部人事でゴタゴタがあった。

週刊誌報道もあり、山尾氏の幹事長起用を断念せざるをえなくなったことは、極めて残念だった。出ばなをくじかれたという思いはある。

ただ「自民党に代わる新たな選択肢を」という、民進党に課せられた使命は変わらない。新たな体制でもう一度リカバーしていく。

──事前にチェックはできなかったのか。

わかったうえでお伺いになっていると思うが、政府であれば(入閣する議員を)“身体検査”する時間もあるが、われわれにその余裕はない。記事になったようなことはご本人も否定しており、事前に調査することは難しい。

代表になってからすでに八つの地域を回った。そこで感じたのは、民進党に対する期待というより、今回がラストチャンス、もう後がないということ。潜在的な国民のニーズにきちんとお応えすることが大事だ。

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