「中福祉中負担」にこだわる Interview|民進党代表 前原誠司
厳しい船出となった前原民進党。どのように党を立て直すのか。
9月1日、民進党の新代表に前原誠司氏が就任した。しかし、幹事長での起用を想定した山尾志桜里議員に不倫疑惑が浮上、離党を表明する議員も相次ぐ。党をどう立て直し、自民党と対峙するのか。前原新代表に聞いた。
──執行部人事でゴタゴタがあった。
週刊誌報道もあり、山尾氏の幹事長起用を断念せざるをえなくなったことは、極めて残念だった。出ばなをくじかれたという思いはある。
ただ「自民党に代わる新たな選択肢を」という、民進党に課せられた使命は変わらない。新たな体制でもう一度リカバーしていく。
──事前にチェックはできなかったのか。
わかったうえでお伺いになっていると思うが、政府であれば(入閣する議員を)“身体検査”する時間もあるが、われわれにその余裕はない。記事になったようなことはご本人も否定しており、事前に調査することは難しい。
代表になってからすでに八つの地域を回った。そこで感じたのは、民進党に対する期待というより、今回がラストチャンス、もう後がないということ。潜在的な国民のニーズにきちんとお応えすることが大事だ。
この記事は有料会員限定です。
東洋経済オンライン有料会員にご登録頂くと、週刊東洋経済のバックナンバーやオリジナル記事などが読み放題でご利用頂けます。
- 週刊東洋経済のバックナンバー(PDF版)約1,000冊が読み放題
- 東洋経済のオリジナル記事1,000本以上が読み放題
- おすすめ情報をメルマガでお届け
- 限定セミナーにご招待
無料会員登録はこちら
ログインはこちら