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「ゲノム革命」が作り出す未来 合成生物学で空想世界が現実に

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次なる産業革命の起爆剤とされる合成生物学。ゲノムを使って空想世界が現実のものになりつつある。

(東京工業大学生命理工学院講師 生命理工オープンイノベーションハブ・ ゲノムアーキテクト代表●相澤康則)
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第4次産業革命の波はなおも押し寄せているが、すでに「第5次産業革命」の起爆剤として、今後の成長が期待されている分野がある。それが合成生物学という分野だ。

合成生物学とは、見る(観察)だけではなく作る(合成)ことを通して生物を理解する、比較的新しい生物学の一分野だ。これは1965年のノーベル物理学賞受賞者、リチャード・ファインマンの言葉「What I can,t create, I do not understand」(作れないものはわからない)に凝集される。そんな生命システムを合成的に活用した産業展開が進んでいる。

特に近年、DNA(デオキシリボ核酸)シークエンサーや、ゲノム編集技術などのゲノム関連技術を基盤とする合成生物学が、世界で急速に発展している。

ここでは、ゲノムや遺伝子に組み込まれている遺伝情報が、モノづくり産業へとシームレスに活用される環境を「Internet of Biosystem(IoB)」と定義する。そして、IoB実現に向けたゲノム分野の革命的進展の現状を紹介する。

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