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十人並みの会社は潰れる 自分で「稼ぐ力」鍛えよ [INTERVIEW]経営コンサルタント 大前研一

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子に知ってほしい 就職するということ(1)

近著『稼ぐ力』で、仕事が急速になくなる今こそ仕事を創出する“個”の力が従来以上に問われていると強調する。40年以上、企業経営の世界的潮流を見てきたコンサルタントの最新「仕事」論。

おおまえ・けんいち / 1943年生まれ。米MITで工学博士。マッキンゼーを経ていくつかの会社を設立。現ビジネス・ブレークスルー大学学長。

──『稼ぐ力』の中で、従来の仕事では企業が十分な利益を取れなくなったと主張されています。

この1年で、日本で生きていくのは100倍難しくなった。スマートフォンが爆発的に普及し、カメラもチケットも決済機能も全部スマホの中に入ってしまった。新しいアイフォーンのカメラなんて、高級カメラ並みの品質だ。それが2年間スマホに契約すればタダで使えてしまう。いくらいいカメラやいいキャッシュレジスターを作っても、スマホの“生態系”の中に取り込まれアイコンの一つになってしまう。

先日の東京ゲームショウでも、ゲームも今や主流はスマホと実感した。日本が得意だった家庭用ゲームは、100人が5年間で10億円かけて製作するようなものだった。それが今や学生がミドルウエアを使って2カ月で作ってしまう。しかもそれが無料でプレーできる。現代は、タダで利用できるサービスがあふれている“フリーミアム”の世界だ。

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