親が専門家顔負けの支援、発達障害の子「応用行動分析学」に基づく療育で注目

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ICTを活用した独自の療育支援アプリ「AI-PAC」は特許を取得していて、ほかの事業者にも提供している
熊仁美(くま・ひとみ)NPO法人ADDS 共同代表、江戸川区発達相談・支援センター センター長、公認心理師2007年慶應義塾大学文学部心理学専攻卒業、同大学大学院社会学研究科心理学専攻博士課程修了、博士(心理学)。自閉症児の家庭療育をサポートする学生団体から活動を始め、2009年ADDSを設立。保護者支援や発達支援プログラムの開発と効果検証を行う。近年は、国立研究開発法人科学技術振興機構採択の研究プロジェクト代表者として、ABAに基づく早期発達支援の社会実装や科学技術の活用研究に取り組むなど、精力的に活動している。一般社団法人公認心理師の会理事、法政大学兼任講師なども務める
ADDSが指定管理を受託し運営する江戸川区発達相談・支援センターは2020年に開所した(写真:編集部撮影)
ADDSの強みは早期の個別指導に加え、ICTを積極的に活用した療育支援プログラムの開発と効果測定に基づいた療育を行っている点だ
AI-PACには支援者の出す指示や手助けに使う援助刺激(プロンプト)も表示される
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