新型コロナウイルスの感染拡大の影響によって、大学が危機に直面している。
多くの大学が学生の構内への立ち入りを禁止、もしくは厳しく制限している。〈キャンパスが使えなくなり、オンライン授業を準備する大学が増えている。(4月)10日時点の文部科学省の調査によると、全国の大学(短大を含む)の48%が「様々なメディアを使った遠隔授業を実施する」と回答。「検討中」も36%あった。/東京大(東京都文京区)は3日、独自に活動制限指針を発表。7日に最高の「レベル4」に次ぐ「レベル3」に引き上げ、キャンパスへの学生の立ち入りをほぼ禁止した。一方、4月上旬から始めたオンライン授業は続けている。学生は、テレビ会議システムや録画された動画などで受講している。/法政大(東京都千代田区)も学生の入構を禁止し、21日から全授業をオンラインで開始することをめざし、システムを増強している。同時にアクセスできる人数を現状の1500人から1万人に引き上げる。操作が不慣れな教員にはオンライン研修も用意した〉(4月19日付「朝日新聞デジタル」)。
この記事は有料会員限定です。
東洋経済オンライン有料会員にご登録いただくと、有料会員限定記事を含むすべての記事と、『週刊東洋経済』電子版をお読みいただけます。
- 有料会員限定記事を含むすべての記事が読める
- 『週刊東洋経済』電子版の最新号とバックナンバーが読み放題
- 有料会員限定メールマガジンをお届け
- 各種イベント・セミナーご優待
無料会員登録はこちら
ログインはこちら