外国人投資家は2019年10月の消費増税の影響を慎重に見極めていたようだ。19年初からの約9カ月間で約3兆円現物株を売り越した外国人投資家は10月以降、一転買い越し基調に転じた。日々の売買に占める割合が60%以上の外国人がどう動くかは株価に大きな影響を与える。
そこで、外国人に買われる傾向が強い「高ROE(自己資本利益率)で時価総額も大きい主力優良銘柄」を、「ROE向上度の高い順」にランキングしてみた。
1位は「実質株主」の割り出しに強いコンサルのアイ・アールジャパンホールディングス。20年3月期はアクティビスト(もの言う投資家)の活発化で対応を支援する大型案件が想定以上に膨らみそうだ。今期は8割以上の増益で、ROEは40%近くになる見込みだ。
2位は販売在庫管理システムを開発するアイル。20年7月期は在庫管理システムのパッケージソフトや課金型で好採算のWebソフトとも好調。OS更新需要と消費増税特需もあり、利益が上振れしそうだ。
3位のベネフィット・ワンはどうか。官公庁や企業の福利厚生などの運営代行サービスが主体だが、20年3月期は健康診断や保健指導などのヘルスケア関連も拡大。今期ROEは40%超となる見込みだ。
19年は半導体関連株大復活の年だったが、同じく3位に入った半導体フォトマスクの欠陥検査装置を展開するレーザーテックも業績好調。20年6月期は、最先端ライン向け装置の納入台数が増え、保守サービスが伸長。次世代技術である極紫外線(EUV)対応新製品の初計上もあり、躍進しそうだ。
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