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真価問われるガバナンス改革 英国原発の最終判断 集中連載|日立製作所 踊り場の先へ 第2回

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英国での原発計画の最終投資判断が2019年に下される。本当に経済合理性はあるのか。日立のガバナンス改革の真価が問われる。

本誌:山田雄大
写真:日立が原発計画を進める英国ウェールズ北西部アングルシー島。観光と農業・漁業が中心

進むべきか退くべきか──。日立製作所の将来を左右する決断の時が近づいている。

英国・ウェールズ地方の最北にあるアングルシー島。ロンドンから同島最大の都市ホリーヘッドまでは直通の特急列車で4時間弱。そこから北へバスで約40分。羊がのんびりと牧草をはむ丘陵地帯に似つかわしくない巨大な建物が現れる。ウィルファ原子力発電所だ。

各49万キロワットの原子炉2基が稼働したのは1971年。マグノックス炉と呼ばれる古いタイプのもので、2012年と15年に運転を終了している。この隣接地に2基の原発新設を計画しているのが、日立が100%出資する原発開発会社のホライズン・ニュークリア・パワーだ。

日立は12年に独電力会社2社からホライズンを892億円で買収。以降、原発建設・運営に必要な手続きを着々と進めてきた。17年12月には包括設計審査が完了した。残るすべての認可を取得し、最終投資判断を行うのが来年、19年に予定されている。

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