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揖保乃糸「パッケージ通りに湯がけば別格の味!」年間1億8000万食の圧倒的シェア、SNSで愛され続ける120年ブランドが"夏の王者"であり続ける訳

まだまだ残暑が続く9月、つるんと冷えたそうめんをすすりながら「やっぱり揖保乃糸だな」と思う(筆者撮影)
年間10万人が訪れる「揖保乃糸資料館 そうめんの里」(兵庫県たつの市)。(筆者撮影)
パッケージ裏面には「1人分100g(2把)」の調理方法が記されている(筆者撮影)
レストラン「庵」人気メニュー・たまとろそうめん(1100円)。キュッと引き締まった揖保乃糸があっさりした出汁と絡まり、爽快な喉ごし(※冬季は温かい出汁で提供)(筆者撮影)
そうめんが流れてくると(筆者撮影)
大人もこどもも、思わず笑顔に(筆者撮影)
職人技にふれられる貴重な機会をぜひ体験してほしい。これは箸で麺をさばいているところ(筆者撮影)
実演で延ばされたそうめんの展示。乾燥前のしっとりした触り心地としっかりとした弾力を体感できた(筆者撮影)
約600年続く手延べ製法で職人が11の工程を経てつくる。画像は箸で麺を均等にさばく「門干し」と呼ばれる工程(組合提供)
揖保乃糸の生産地、兵庫県西播磨地方は瀬戸内気候で自然豊かな地域。揖保川は、古くから揖保乃糸製造を支えてきた水脈で、豊かな水量をたたえる(筆者撮影)
西播磨では小麦栽培も盛んで、4月は青々とした小麦畑が広がっている(筆者撮影)
生産者の工場には、組合員番号を刻印する機械があり、そうめんを1把1把丁寧に束ねている。実際に製品の帯をとって確認すると、目を凝らしてようやくわかるほどだったが、確かにナンバリングされてあった(組合提供)
検査指導員の厳しいチェックを経て初めて、揖保乃糸と名乗れる(組合提供)
「そうめんの里の試食コーナーで食べました? 試食なのにあれ、べらぼうにうまいんですよ」と教えてくれたのは組合の天川さん。スタッフに声をかけると目の前で湯がかれ、冷水で締めるという本格的なもの。キンキンに冷えてそうめん観が変わるほどに抜群の美味しさだった(筆者撮影)
夏の定番ギフトといえば揖保乃糸。毎夏、姫路市在住の筆者宅の食料庫に常備されている(筆者撮影)
重厚なデザインから伝統を感じる(筆者撮影)
揖保川から程近くの場所にそうめんの里があり、周辺には山と田園風景が見える(筆者撮影)
そうめんの里裏手に広がる田園風景(筆者撮影)
そうめんの里駐車スペース脇に、夏限定で流しそうめん特設会場が設置される(※今シーズンは終了)(筆者撮影)
レストラン「庵(いおり)」の入り口(筆者撮影)
土日祝日はレストランで食事を楽しもうと利用客が列をなす(筆者撮影)
レストラン「庵」の内観(筆者撮影)
蒸し鶏のトマトそうめん(880円・2025年7月時点の価格)。食欲がわかないときでもさっぱりと食べられる。そうめんの里の平田さんが、めんつゆをトマトジュースで割るなど手軽なアレンジ方法を教えてくれた(筆者撮影)
そうめん巻き寿司8巻(460円・2025年7月時点の価格)。口にいれると、程よく寿司酢で味付けされた揖保乃糸がほろほろとほどける。米よりあっさり食べられ、箸が進む逸品(筆者撮影)
テラス席では流しそうめんが楽しめる(組合提供)
スライダー流しそうめんは流しそうめん注文客の特典で、そうめんの里中庭で楽しめ、レストランスタッフが毎日設置している(筆者撮影)
そうめんの里2階は展示スペース。充実した展示で揖保乃糸の歴史と組合の歩みを体系的に学べる。入館料は、大人300円、中・高校生200円、小人100円(筆者撮影)
かつての揖保乃糸製造風景をリアルな人形で展示(筆者撮影)
見学ルートは展示スペースから併設する加工工場に続き、ガラス越しに見学が可能(筆者撮影)
保管箱に入った揖保乃糸がコンベアで運ばれ、私たちが商品棚で手にする6束入りのパッケージに包装される(筆者撮影)
衛生的にパッキングされた揖保乃糸が段ボールに詰められている。機械が手際よく並べれば、出荷を待つのみ(筆者撮影)
そうめんの里から徒歩5分ほどの場所にある素麺神社。毎年製造期間を終えるとすべての生産者が集まって、出来上がった揖保乃糸が顧客に届き、美味しく食べてもらえるように祈願しているという(筆者撮影)
組合の名前が刻まれた灯篭(筆者撮影)
揖保乃糸全11工程に、効率的な生産を図るために機械化が導入されている。それでも、すべての工程で職人による目利きや技術は欠かすことができないという。詳細は揖保乃糸公式サイトで見ることができるからのぞいてほしい(組合提供)
組合の正面玄関。ギフト向き特級黒帯と家庭向き上級赤帯の2大巨頭が柱として支えるこの意匠が、筆者はたまらなく好きだ(筆者撮影)
「なに、この1本1本の存在感と、このしっかり歯ごたえは……!」試食コーナーで揖保乃糸を口にした瞬間、…