<5000店舗増床>掲げるファミマ、工期や費用を3分の1に減らす店舗改装「アポロ計画」の実験店を直撃した
具体的にはおにぎりや弁当、パック飲料などを並べる冷蔵什器を1つ追加して合計6台としたほか、冷凍食品用什器も2つ増やし、合計3台とした。ほかにもカップラーメンなどの常温加工食品や衣料品、日用品の品ぞろえなど、幅広い商品の品ぞろえを拡充している。商品以外にも、ネット通販の受け取りなどに利用できるロッカーサービスを新しく導入した。
店舗開発を所管するリクルーティング・開発本部の三浦哲也開発推進部長は「店舗フォーマットの『標準』が変わってきた」と話す。
近年、高齢化や女性の社会進出に伴い、個食や冷凍食品の需要が増加している。ファミマの場合、独自に展開する衣料品ブランド、「コンビニエンスウェア」も好調で、販売を強化している。
こうした店舗の品ぞろえを「アポロ計画で最新フォーマットに近づける」(三浦氏)ことで、ファミマとしては商圏のニーズに応え、客数や売上高を底上げしたい考えだ。青葉荏田北店では品ぞろえを拡大したカテゴリーの売上高を1割引き上げられると見込んでいる。
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