アクセンチュアvs.電通でバトル白熱 企業コンペもかち合う「仮想敵」
コンサルティング会社と広告代理店という異業種間で競争が巻き起こっている。
コンサルティング会社と広告代理店──。思いも寄らない異業種間の競争が巻き起こっている。
5月19日、米コンサル大手・アクセンチュア傘下の米クリエイティブエージェンシー(代理店)・ドロガファイブが、東京に日本拠点を設立すると発表した。
ドロガファイブはアマゾンやフェイスブック、コカ・コーラなど米国の大企業を顧客に抱え、テレビCMやネット動画広告の制作のほか、大規模なマーケティングキャンペーンの戦略なども手がけてきた。
チーフ・クリエイティブ・オフィサーを務めるのは、博報堂グループ出身の浅井雅也氏。「広告やマーケティングだけでなく、事業やサービスのデザイン、新しい体験の創造など、ビジネスの上流から下流まであらゆる部分でクリエイティブを掛け合わせ、(クライアントの)ブランド価値を上げていく」と意気込む。
アクセンチュアは近年、事業領域を大きく広げている。現在は大きく4つの部門に分かれており、戦略コンサルの「ストラテジー&コンサルティング」、ITコンサルの「テクノロジー」、間接業務のアウトソーシングを手がける「オペレーションズ」、そしてデジタルマーケティングやデザインなどを行う「インタラクティブ」がある。
この記事は会員限定です。登録すると続きをお読み頂けます。
東洋経済ID 会員特典
東洋経済IDにご登録いただくと、無料会員限定記事を閲覧できるほか、記事のブックマークや著者フォロー機能、キャンペーン応募などの会員限定機能や特典をご利用いただけます。
東洋経済IDについての詳細はこちら
無料会員登録はこちら
ログインはこちら