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ビジネス #勃興するeスポーツ産業

東大卒「ときど」のプロゲーマー人生 操作技術に加え、体力・精神力も必須

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eスポーツが産業として成立し始め、「プロゲーマー」を職業とする選手も増えている。ハンドルネーム「ときど」として活動する谷口一さん(32)は、東京大学卒のプロゲーマーだ。

(撮影:梅谷秀司)

谷口さんの競技種目は格闘ゲームの『ストリートファイター』。「豪鬼」という、強力な技を出せる代わりに体力が少なく、つねに完璧な操作が要求されるキャラクターを操る。米国で開催される世界最大の格闘ゲーム大会EVOで昨年優勝するなど、実力は世界でもトップクラスだ。

現在は米国のプロeスポーツチーム「Echo Fox」に所属し、そこからの給料と大会賞金で生活している。毎日8時間以上を練習に費やしながら、年間で15ほどの国際大会に出場する。年収は非公表だが、「給料収入だけで食べていけるくらいはもらっています」。

谷口さんは小学生のときに親戚と遊んだ格闘ゲームでボロ負けし、闘争心に火が付いた。以来、生活は格闘ゲーム一色に。学校の勉強は熱心にやったが、それもテストでいい成績を取って、両親に新しいゲームを買ってもらうためだったという。

操作技術だけでは勝てない

格闘ゲームにどっぷりはまりながらも、東大の理科一類に合格。大学院で希望の研究室に入れず挫折を味わっていたとき、ゲーム大会で好成績を残していた谷口さんの元に米国のアパレル会社から「スポンサーになるので、プロとして活動しないか」という誘いが舞い込んだ。

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