株価が割安か割高かを判断する代表的な指数であるPER(株価収益率)。一般的に低ければ割安とされるが、高成長銘柄と成熟銘柄を同じ土俵に乗せて比較しても意味がない。
成長企業の場合は当然、将来の業績拡大を織り込んで高いPERがつく。たとえばオンライン決済代行のGMOペイメントゲートウェイのPERは70倍台と高い。だが、同社の経常利益は2005年の上場初年度から前17年9月期まで約16倍に拡大、今後も急成長の持続が見込まれている。株価も上場初値から約9倍に達している。このように急成長していれば、高PERのまま株価は上昇していく可能性が高い。
そこで活用したいのが成長性を加味したPEGレシオだ。これはPERを成長率で割って計算する指標。高PERであってもPEGレシオが低ければよいと考えられる。成長率をどのように計るかの考え方はさまざまだが、ここでは東洋経済が予想する今期と来期の経常増益率の平均値を利用した。
航空機リースで高成長 急騰銘柄も顔を出す
首位のゴルフ・ドゥは、中古ゴルフクラブ等の専門店を展開。16年秋まで200円前後を推移していた株価は急騰を始め、17年11月には1000円を超える場面もあった。だが、今18年3月期の予想経常利益が1.5億円と水準が低く、その分、増益率の変化が大きくなっている点には留意したい。2位のAMBITIONは、借り上げた居住用不動産を転貸するサブリース事業を手掛ける。今18年6月期は、マンション開発・販売会社の買収効果が大きい。
3位のジャパンインベストメントアドバイザーは、柱の航空機リースが絶好調。自社で航空機を保有してリースするのではなく、流動化して債権を外部に売却する。航空機の需要は世界中で旺盛で借り手の引き合いは後を絶たない。社長の白岩直人氏は旧三和銀行時代に航空機リース事業に携わり、そのとき培った人脈を今に生かしている。
4位のネクステージは東海地区発祥の中古車販売大手。13年7月に上場した際の初値は112円(株式分割を遡及)で、そこから3年ほど株価は底ばいが続いた。しかし成長性が見直されて動意づき、17年10月には上場来高値996円をつけ、“大化け”した。
5位のトリケミカル研究所は、半導体の製造に必要な化学材料を製造。半導体の微細化に伴い、業績拡大は続きそうだ。























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