ホテルラッシュの熱狂 ディズニーバブルに酔う
今、新浦安や舞浜で、ホテル建設が熱い。“夢の国”の周辺で何が起きているのか。
新浦安駅(千葉県)から車で約10分。南国風の街路樹が並ぶ瀟洒(しょうしゃ)なマンション群を抜けると東京湾に面した区画に出る。新浦安エリアでは今、一つのホテルが改装中で、新たに三つのホテルが建設計画を立てている。
最も注目を集めるのは6月1日に一棟目がリニューアルオープンした「東京ディズニーセレブレーションホテル」だ(二棟目は9月に開業予定)。東京ディズニーリゾート(TDR)を持つオリエンタルランドの傘下で、ホテル事業を統括するミリアルリゾートホテルズの子会社が運営している。2005年に開業、10年ほどで全面改装したのは、「顧客の選択肢をもっと増やすため」(久保哲也・セールス&マーケティング部長)。
そのミリアルリゾートは、TDRが間近な舞浜エリアで「東京ディズニーランドホテル」など、三つのホテルを運営。ディズニーキャラクターを使用でき、最もランクの高い“ディズニーホテル”の位置づけにある。どこも客室単価は、1室で1泊5万〜6万円と高額なのに、年間稼働率が90%台の盛況ぶりなのだ。
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