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子どものウェルビーイングと学力との意外な関係、ポジティブ教育お勧めの訳 まずは大人のウェルビーイング高めるのが重要

中曽根陽子(なかそね・ようこ)教育ジャーナリスト/マザークエスト代表小学館を出産で退職後、女性のネットワークを生かした編集企画会社を発足。「お母さんと子ども達の笑顔のために」をコンセプトに数多くの書籍をプロデュース。その後、数少ないお母さん目線に立つ教育ジャーナリストとして紙媒体からWeb連載まで幅広く執筆。海外の教育視察も行い、偏差値主義の教育からクリエーティブな力を育てる探究型の学びへのシフトを提唱。「子育ては人材育成のプロジェクト」であり、そのキーマンであるお母さんが幸せな子育てを探究する学びの場「マザークエスト」も運営している。著書に『1歩先いく中学受験 成功したいなら「失敗力」を育てなさい』(晶文社)、『子どもがバケる学校を探せ! 中学校選びの新基準』(ダイヤモンド社)、『成功する子は「やりたいこと」を見つけている 子どもの「探究力」の育て方』(青春出版社)などがある(写真:中曽根氏提供)
出所:ペンシルベニア大学 アレハンドロ・アドラーの博士論文「Adler, Alejandro, "Teaching Well-Being increases Academic Performance: Evidence From Bhutan, Mexico, and Peru" (2016). Publicly Accessible Penn Dissertations. 1572」
日本の子どもの幸福度や自己肯定感の低さが、たびたび話題になっている。調査結果だけを見て「日本の子ど…