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文字の読めない彼が「好き」から辿り着いた天職

今を楽しく元気に過ごせているのは彼が特別だったからではない(撮影:小野寺 廣信)
記憶にないほど小さな頃に父親に連れられてヘリコプターに乗ったのが原体験となり、髙梨は飛ぶものに興味を持つようになった(撮影:小野寺 廣信)
父親や兄の趣味がラジコンやプラモデルで、家の中に工具がたくさんあった環境が工夫や試行錯誤しながら分解や改造に没頭する髙梨の意欲を掻き立てた。このときの経験がレース用のドローン制作や、産業用・撮影用のドローンの微調整などに生きている(撮影:小野寺 廣信)
はじめのうちはそもそもドローンレースがどういうものかもわからなかったが、大人に交じってすぐに頭角を現した(撮影:小野寺 廣信)
一般の人は「空」というと雲よりも高いところを想像するかもしれないが、髙梨にとってそれは興味のある高さではない。だから彼は人にドローンで飛ぶことを説明するとき「空」という言葉を使わないのだという(撮影:髙梨 智樹)
「父親がラジコンヘリに出会うきっかけを与えてくれて自由にパソコンを触らせてもらえる環境があったから、今の自分がいます。母親は何かやりたいと思ったことにとても協力的で危険なものでない限り、どんなときも応援してくれていました。両親には感謝しています。多くの人に助けてもらいました。自分で言うのも変な話ですが、僕って人にすごく恵まれているんです」(撮影:小野寺 廣信)
「ドローンパイロット」という職業がある。「無人航空機」「マルチコプター(UAV)」などとも呼ばれ、人…