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｢生活困窮者を入居→転売｣貧困ビジネスの正体

給湯器の故障をめぐるトラブルがきっかけで不当な追い出しを受けた際に、扉の右側上部に設置された特殊な鍵。これにより室内に入ることができなくなったが、中にはまだ家財道具が残ったままだという（カズヒコさん提供） 2/3

給湯器の故障をめぐるトラブルがきっかけで不当な追い出しを受けた際に、扉の右側上部に設置された特殊な鍵。これにより室内に入ることができなくなったが、中にはまだ家財道具が残ったままだという（カズヒコさん提供）

「給湯器は壊れ、約束した就労支援もいっさいなかった」と、アパートを紹介した一般社団法人に対する怒りをあらわにするカズヒコさん。生活困窮者を集めることで入居率を高めたアパートが転売されたケースもあると聞き、驚いたという（筆者撮影）
給湯器の故障をめぐるトラブルがきっかけで不当な追い出しを受けた際に、扉の右側上部に設置された特殊な鍵。これにより室内に入ることができなくなったが、中にはまだ家財道具が残ったままだという（カズヒコさん提供）
約束した就労支援がなく、不当な追い出しを受けたとして、アパートを紹介した一般社団法人などを提訴したカズヒコさん。支援団体の関係者とともに厚生労働省で行った記者会見では、「法人がやったことは、私を再びホームレス状態にすること」と言い、涙で言葉を詰まらせた（筆者撮影）
現代の日本は、非正規雇用の拡大により、所得格差が急速に広がっている。そこにあるのは、いったん貧困の…
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