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プロンプト不要で誰もが使えるAIを目指すアップル。文章要約や校正はメニュー選択だけ。ChatGPTなどとは根本的に異なるアプローチに迫る

Apple Intelligence
2007年1月のiPhone発表の模様。この時点で既にいくつものスマートフォンがあり、iPhoneは後出し製品だった。スティーブ・ジョブズはそれらが物理的なキーボードを搭載していることが問題だと指摘し、iPhoneでは全面タッチスクリーンを採用した(筆者撮影)
ChatGPTは、ただプロンプトを打ち込めばいいわけではない。最初にユーザーがこれから頼もうとしている要件はどのモデルに頼むのが一番よいかを考えた上でそれを選んでからプロンプトを打ち込む。どんなモデルが利用できるかは、無料ユーザーか、どのランクの有料ユーザーかによって異なる(筆者撮影)
Apple Intelligenceは、日々利用するアプリや機能に融合している。例えば文章の要約もテキストを選んでその場で「作文ツール」から「要約」を選ぶだけで作成できる(筆者撮影)
画像生成のImage Playgroundもプロンプトいらず。あらかじめ用意されたキーワードを選択したり、入力欄に単語を入力するだけで画像の生成が始まる(筆者撮影)
AIの文脈理解の能力を活用して、たくさん届いている通知の中から優先度が高いものだけに絞り込んでロック画面に表示するApple Intelligence機能(写真:アップル)
Apple Intelligenceはすべてを自社開発のAIで処理するのではなく、餅は餅屋で要件によってそれが最も得意なAIに仕事を“外注”する番頭のような仕組みになっている(写真:アップル)
この秋に登場するアップル社最新OSから利用できる「ライブ翻訳機能」。相手が送ってきた外国語のメッセージが翻訳されて表示される。上に小さく原語でも表示されている(写真:アップル)
この秋に登場する最新OSから利用できるスクリーンショットを使ったビジュアルインテリジェンス(Apple Intelligenceの一機能)。チラシイメージに書き込まれたイベントの日時や場所を認識してカレンダーに追加してくれる(写真:アップル)
アメリカ時間6月9日、アップル社による年次開発者会議「WWDC」が開幕した。冒頭の基調講演では、この秋に…