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中身は「パーの見方」で、タイトルは「バカの見方」で! "ぷよぷよの父"が見つけた《売れる商品の名付け方》

『君のいいとこ知ってるよ』(左)は2024年インディーズ作品。いいところカードを3枚、ひとりだけ4枚持っていて、多い1枚を誰かに渡し、渡されて4枚になった人がまた誰かに1枚渡す。これを続けて、カードがそろったら上がり。全員が上がるとクリアという協力ゲーム。『うんちん雀』(右)もタイトルから考えたゲーム。「うんこ」「ちんこ」みたいな小学生が喜びそうな言葉をつい言ってしまうゲームはできないかという発想で『うんとちん』というタイトルが浮かんだ
バカの見方(左)とボケの見方(右)。『図像学入門』(P91)の図をもとに米光が作図
『あいうえバトル』に続く米光一成×Anagumaの第2弾『言い間違い人狼』。2023年リリース。「ボクサー選手」と「奥さんにチュ♡」、「織田信長」と「ドアノブカバー」、「ゴールデンウィーク」と「ご機嫌でウインク」など、ばかばかしい言いまちがいのカードを使う。「せーの!」で人間は上のワード、人狼は下のワードを言って、誰が言いまちがえたかを推理する人狼ゲーム(正体隠匿ゲーム)
2024年インディーズ作品『抜歯歯デスゲーム』 。白い歯6本と金歯2本を抜き合うデスゲーム。手番でカードを取って捨てるを繰り返して手札を減らす。捨てられたカードは上から何枚でも取れるし、手札の連番は何枚でも出せる、というダイナミックな逆転が起こる
2020年インディーズ作品『ぽくちんとネコ』。前の列と同じ並びにならないように「ぽく」「ちん」カードを出して手札を先になくすと勝ち。「にゃー」を出すと前2列をすべて取らないといけないので、どのタイミングで「にゃー」を出すかがカギとなる。とにかくテンポよく「ぽくちんぽくちん」と言い合ってる楽しさを生じさせようとして作った
『レディファースト』は2016年インディーズ(米光ゲーム)、2020年アークライト。 口説き落とす側と、口説かれる側の2人で対戦するゲーム。気持ちがホットになると数字が大きく、冷めると小さくなり、口説かれる側が『あなたの勝ちよ』カードを出すと口説く側の勝利で、それ以外は口説かれる側の勝利
インディーズ版(2018年米光ゲーム)は『はっけよいゲーム』だったが、調べてみると日本相撲協会の公式サイトでは「はっきよい」だったので商業版(2019年アークライト)は『はっきよいゲーム』とした
累計販売本数は2700万本超、1990年代に一世を風靡し現在まで長く楽しまれている落ち物パズルゲームの名作…