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東京で急増「貧しい日本人を排除するビル」の矛盾

東京の商業施設
高層ビルが立ち続ける渋谷の様子。再開発が進み、毎年のように新たな商業施設がオープンしているが、「最近のはどんなんだっけ?」「話題にもなってない気がする」という人も少なくないのでは?(筆者撮影) 
低層階の曲線の建築とどデカいビルの麻布台ヒルズ。中〜高層階にはオフィスフロアがぎっしりとあり、さらに日本初進出のアマンの姉妹ホテルブランド「ジャヌ東京」も入る(筆者撮影) 
中央の庭園にはアートや植栽。昨今の商業施設では、緑やアートは必ずと言っていいほど入ってくるが、その緑や自然に足を踏み入れられるかと言うと、そんなこともなかったりする(筆者撮影) 
TOKYO TORCHのイメージ図。中層階にはぎっしりオフィスが入り、高層階には「ウルトララグジュアリーホテル」が入居するという。「ラグジュアリーホテルなのに、さらにウルトラ…?」と、筆者を含む、大半の読者(庶民)は思うだろう(公式ホームページより) 
やはり、曲線的な建築と、適度な植栽……!プロには違いがわかるかもしれないが、最近東京にできる商業施設は、素人目には似たり寄ったりなのだ(公式ホームページより) 
トー横広場の真横に建つ東急歌舞伎町タワー。海外富裕層向けのホテルが上層部に立地しているが、ホテルの中にはブランドショップなどが入居しておらず、一部では「ミスマッチ」との指摘もある(筆者撮影) 
渋谷に登場した「Shibuya Sakura Stage」。昨今オープンした商業施設の中では比較的庶民向けだが、とは言え高級店もあり、「人がいない」というポストもちらほら見られる(筆者撮影) 
ニセコで高級ホテルが集まる東山地区は、それぞれのホテルが独立して存在していて、確かにホテル内ですべてが完結する。なぜホテル内で完結するのがいいか…は筆者にもわからないが、海外の富裕層とは、そういうものらしい(筆者撮影) 
こちらはニセコのひらふ地区だが、看板は英語だらけで、明らかに海外の人向けに街が特化している(筆者撮影) 
『<迂回する経済>の都市論』では、最短で利益を上げていこうとする都市開発の方法を「直線の経済」と呼ぶ一方で、長期的な視点で利益があるように開発を調整していく「迂回する経済」の重要性を説いている(筆者撮影) 
東京で進む「貧しい日本人」の排除以前、私は「東京で『お金のない若者』が排除され起きている事 ディズ…