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安価で快適「マレー鉄道」200キロの旅の楽しみ方

クアラルンプール国際空港から市内へは最高時速160キロの空港特急KLIAエクスプレスで。定時運行率99.7% 、設備も乗り心地も日本の鉄道と比べて遜色なし(写真:KLIA Ekspres提供)
空港特急とマレー鉄道の乗換駅であるKLセントラル駅にはあちこちに日本語表記も。初めてでも表示に従えば迷子になることはないだろう(写真:著者提供)
現代的な大都市クアラルンプールから、かつて繁栄した古都イポーへはKTM(マレーシア国営鉄道)のETS(Electric Train Service)で。時をさかのぼるかのように進むマレー鉄道はさながらタイムマシンだ(写真:筆者提供)
マレー鉄道のシートは2+2配列。シートの向きは進行方向と逆向きとがあり、一部向かい合わせの4人席もある。公式サイトからのチケット購入時に座席指定可能(写真:著者提供)
イポーに向かう車窓には、ゴムやパームヤシのプランテーションなど南国の強い太陽に照らされた濃い緑色が広がる(写真:著者提供)
遠くの山々に吸い込まれるように広がる田園風景に、土を運ぶ茶色の川。昔の風景を見ているようでタイムトリップした気分になる(写真:著者提供)
C号車にはビストロコーナーでは軽食、コーヒーやミロなどのホット飲料が購入できる。ちなみにマレーシアではミロは「マイロ」と発音する(写真:著者提供)
年代物のタンク車が脇を通り過ぎてゆく。セメントを運んでいるようだ(写真:著者提供)
イポー駅のホーム。オレンジ色の屋根に規則性のあるデザインの白亜の壁。100年以上の昔の姿を残す駅舎は、まるで絵画のよう(写真:著者提供)
イポー駅前の建物EWAN BANDARAN IPOH(イポー市役所)の意匠も青空に映えて美しい。植民地時代には英国人の役人らが出入りしてさぞかし賑やかだったことだろう(写真:著者提供)
豪快な屋台だけでなく、おしゃれなカフェ風の飲茶店も。きれいな色のスカーフで頭髪を覆ったイスラム女性グループで賑わうお店なら味も間違いない(写真:著者提供)
練乳入りの甘いホワイトコーヒーで疲労回復。カフェというより喫茶店と呼びたくなる「オールドタウン・ホワイトコーヒー 」本店の店内で、ホッと一息(写真:著者提供)
中華の焼き菓子を売る店。お土産を買うもよし、食べ歩きデザートを買うもよし。まんじゅうやパイのような外側に、豆をベースにした餡が入ったタイプが多い(写真:著者提供)
イポーの街を囲む山の鍾乳洞に作られた仏教寺院、極楽洞(ケロットン)。繁華街からさほど距離はないものの「秘境」といった趣だ(写真:著者提供)
遠くに見える深い緑の生い茂る山々と、間近に見える荒々しい茶色の山肌。あたりを静寂が包む庭園は、短時間の滞在でも日ごろの雑事を忘れるひとときが過ごせる(写真:著者提供)
中国寺院には赤い色が多く使われている。赤は厄除けや繁栄を象徴し、古くから中華系の人々に好まれる色。5~10リンギット(約150~300円)ほどの小銭を用意しておけばキャンドルを買って灯をともせる(写真:著者提供)
イポーの街を散策すると、今にも動きそうなリアルな壁画アートをあちこちに見つけることができる。ノスタルジックなタッチが魅力だ(写真:著者提供)
「老人喝珈琲」と呼ばれる巨大な壁画アートは、イポー発祥の有名コーヒーチェーン、オールドタウン・ホワイトコーヒー本店の側面に描かれている(写真:著者提供)
「地質学博物館」では動く恐竜模型がお出迎え。この地の歴史を地質学から学ぶことができる。多種多様の美しい岩石見本に興味をそそられる。入場無料(写真:著者提供)
繁忙期を避けて数日の休みで海外旅行を、と考えると候補に挙がるのはアジア諸国。なかでも往復の航空券が…